FXのメリット

前項では、外貨預金と株式との違いについてかきましたが、このページでは、FXのメリットについてまとめておきたいと思います。

■同じ外国為替取引の外貨預金に比べると、圧倒的に手数料が安く済みます。BIDとかASKという文字をFX業者のサイトなどでご覧になった方もいるかもしれませんが、この差がスプレッドと呼ばれ、FX業者に支払う手数料となります。FX業者によってスプレッドの差に違いがありますので、よく調べてから業者を選びましょう。

■「パリス昼豚の5万円FX」というロングセラー教材がありますが、この教材にあるように、5万円の小額からでもコツコツと利益を上げられるのがFXの良さです。もちろんもっと小額からでも出来ますので、初心者の方などは、最初は小遣い程度から始めて見るのも良いかもしれません。

■FXは通貨の取引ですので、株式投資のように取引時間が厳密に決められているわけではなく、24時間市場が開いている限り取引が出来ます。つまり、サラリーマンの方が仕事を終え、帰宅してからゆっくりとパソコンに向かって取引ができるということです。このフレキシブルな投資環境がFXが人気になったひとつの要因だと思います。

■前項でも書きましたが、株式投資はその対象となる企業が4000社ほどもあるため、その銘柄選びは困難を極めます。ある程度キャリアのある投資家でも、会社四季報オンラインなどでせっせと情報収集に努め企業分析を怠りません。また市場動向を見極めるためのある種の相場勘なども必要なため、初心者にとってはそのハードルはかなり高いといえます。
対して、FXは通貨を対象としたトレードですので、多くとも20通貨ほどと限定されます。ですので、最低限その20通貨ほどの外国為替レートや為替相場についての情報を押さえておけばよいということになります。これなら、初心者でも気軽に始められるというわけです。

■FXの最大の特徴は、元手の何倍もの取引が出来ること、すなわち“レバレッジ”です。FX取引がまだ黎明期だった頃には、何百倍という桁違いのレバレッジがかけられるFX業者も存在していましたが、その後の法改正により、現在では最大25倍が限度となりました。といっても、単純計算すれば、10万円で250万の取引が可能ということになります。“レバレッジがかけられること”それがFXの最大のメリットだと考える人が多いのではないでしょうか。