FXデイトレとは?

FXデイトレードとは?

FXデイトレードとは?

FXデイトレードについて、その良い点、悪い点、注意するところやマインドセット、必要なことなどをまとめています。

 

FXデイトレードの良い点とは。

 

FXデイトレードは、その日のうちに決済をするので、中長期トレードよりストレスなく取引が行えるトレード手法であるといわれています。ポジションをクローズしてしまうので、眠っている間に激しい相場変動が起きて、市場に猛烈な嵐が吹き荒れたとしても、どこ吹く風とすやすや熟睡していれば良いのです。スキャルピングのように1日数十回も売買を繰り返すこともありませんので、サラリーマンの方が帰宅後から寝る間にでもトレードすることが可能になります。一般にデイトレードはわずかな値動きを捉え、短い時間に何度かの取引を行い、コツコツと利益を積み上げていく手法ですが、結果、1日の取引終了時にそのひとつひとつの積み重ねが大きな利益につながる可能性も大いにありえる手法なのです。

 

また、中長期トレードより資金の効率の面でも有効なトレード手法です。手持ちの資金を長期間塩漬けにした挙句、相場の大変動で資金を丸ごと失うなどということもありません。小額資金で何度もトレードし、翌日に持ち越さずに終わればさっと退場する、デイトレードは大変理にかなった手法ともいえます。かつてデイトレは、1日に何度も取引を行うゆえ、取引における手数料が嵩むという心配もありましたが、現在では、ネット上で取引ができるため、手数料も無料というFX業者も多くあり、経費もひたすら小額ですむようになりました。

 

FXデイトレードの悪い点とは?

 

FXデイトレードは、取引時間の間に何度も取引をするので、ある程度パソコンの前に張り付く必要があります。サラリーマンの方で独身の方はまだしも、家庭を持たれている方などは、奥さんや子供さんをほったらかしにして、一心不乱にパソコン画面の中のチャートから目を離さずにいることができるか?トレードの中身より、こちらの方が意外にハードルが高い気もします。

 

トレードとしては、やはり損切りの問題があります。デイトレードでは、損切りをためらってはいけません。特に初心者の方は、なかなかポジションに見切りを付けられずに、ずるずると持ち越してしまうことが多いので、自分なりのルールをきちんと決めて、損切りのタイミングを見誤らないことが重要です。デイトレードでは、3回に1回は損失を出すものです。損切りをいとわないタフな精神を持っていないと即刻痛い目に遭うことになります。ダメだと思ったらすぐに逃げ出す。デイトレードではこういった心構えが後々勝者へと導くのです。

 

デイトレードで必要なこと

 

FXデイトレードでは取引時間にも、向き不向きというものがあります。もちろん、一定の時間しか取引のできない方の場合はある程度仕方がないのですが、例えば、サラリーマンの方が帰宅後にある程度時間の取れる、午後10時から12時くらい。この時間帯は、ちょうどニューヨーク市場が開き始め、為替レートも激しく高騰することもあるおいしい時間帯となります。また、主婦の方にとっては、家事がひとまず終了する夕方の午後4時から6時ごろ。この時間帯はロンドン市場が開き、EUの投資家が大挙押し寄せ、相場の動くチャンスとなります。このように、マーケットが激しく動く時間帯を知っておくこともデイトレードをやる上で必要なことなのです。

 

デイトレードでは、取引時間とともに、取引する通貨にも向き不向きがあります。私たち日本人にとって、最もトレードに向いているのは、ドル/円です。これは当然ドル/円が価格変動の比較的大きい通貨ということもありますが、何より情報収集がしやすいという事情があります。日本の経済情勢は誰よりも私たち日本人が知っているというわけです。他の通貨ペアでは、ユーロ/円、ポンド/円がデイトレードに向いています。いずれも、流動性が高く大きく動く可能性のある通貨ペアです。

 

デイトレードのマインドセット

 

かつて、デイトレードは、従来のトレード手法に比べ、ギャンブル性や依存性が高くリスクも多いとして敬遠される向きもありましたが、今や熟練のトレーダーはもちろんのこと、初心者でも簡単に参入できるトレード手法となりました。しかし、それだからこそ、デイトレードで勝つためには、絶えず動き続ける相場に対峙するための人一倍の知識と研究心が必要になってきます。さらに、負けることをいとわないタフな精神と何が起こっても迷うことのない平常心を保つことが重要になってきます。初心者はつい、ルールを無視し損失を取り戻そうと、さらなる大きな損失を被ってしまいがちです。デイトレードで資産を築きたいのであれば、少ない資金でコツコツと利益を積み上げていく、その心構えを忘れないでいたいものです。

 

 

 

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