FXのデメリット

FXのデメリット

FXのデメリット

FXの場合メリット、デメリットは常に表裏一体のものだといわれます。特に為替変動とレバレッジの関係性にそのことが象徴されています。メリットを過信しすぎると、そのメリットはいきなりデメリットに変貌するものです。このページでは、FXのデメリットをまとめてみました。

 

■レバレッジによるリスク:“レバレッジがかけられること”それがFXの最大のメリットだと書きましたが、と同時にそれが最大のデメリットでもあります。

 

高いレバレッジで取引したいという、ギャンブル的な誘惑に駆られ、一晩で地獄に叩き落されることも無いではありません。ここはしっかりとマインドを制御して、小さな倍率から始めましょう。

 

■世界に起こる様々な出来事が、外国為替市場を混乱に陥れることがあります。2001年のアメリカ同時多発テロ事件の際にも、一時的に米ドルが売られ、為替レートにも影響がありました。最近でも、2009年のギリシャ政府の財政悪化から始まったギリシャ危機では、ユーロが全面安となり、ユーロ圏だけではなく世界各国に金融不安の波が押し寄せることになりました。

 

このような国単位の財政危機や事件だけではなく、天災や戦争などの不測の事態により、為替は大きく変動します。為替変動によるデメリットを少しでも抑えるためには、世界経済を常にチェックしていくことが肝要です。

 

■FXの取引はFX業者を通して行われます。口座を開き大事な資金を預けているのですから、優良な業者を選ぶことは至極当然のことです。でも、そんな優良だと思っていた業者でも、倒産してなくなってしまうことがあります。

 

法整備される前は業者の倒産で預け入れていた証拠金を失ってしまうなどのトラブルもありましたが、現在では業者に対し信託保全の義務が生じるため、一見その心配はなくなったように感じます。しかし、業者とその信託先の金融機関のチェックは怠らない方がよいとおもいます。

 

■取引が常にスムーズに行われているマーケットは、流動性が高い市場だといわれています。
外国為替市場の場合、米ドルなどのメジャー通貨などは、この流動性が高く売買がスムーズに行われます。
しかし万一、戦争やテロによる政情不安や、国単位の財政破綻などが起こった場合は、メジャー通貨でも取引が滞ることがあります。世界経済や相場の状況次第で、流動性は常に変化しているのです。

 

 

 

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